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ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

博多「らるきい」のタマペペが本当に美味しかった件 ~博多大吉先生の教えにウソはない~

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太宰府天満宮にて菅原先輩にあいさつを終えた我々は、再び博多の街をさまよっていました。グルメの都・福岡・博多まできているにもかかわらず、腹を減らしてさまよっていました。

 

(前回:菅原道真が大物過ぎて梅の木が宙を飛ぶ件 - ニッポンたのしい。

 

 

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「甘木クンさあ、、、」

「はあ、、、」

 

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「なんで行く先々が、もれなく、」
「は、はあ、、、」

 

 

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全部休みなの!

サーセン、、、」

 

私は、この旅において、博多やこの先訪れる各地のお宿の手配や観光名所の選定しました。そこで甘木は、いろいろ美味しいものを食べたいという本人の意向によりグルメ担当となりました。

しかし、今日は、天木が太宰府からの移動中にスマホでシュッシュと調べたお店を何件か回りましたが、ことごとく定休日でありました。この体たらくはなんでありましょう。明らかに、準備不足であります。なぜ定休日を調べないのか。食べログにもグルナビにも載っておろうが。

女の子に渡すLINEのIDの準備ができて、なぜ飯を食う店の定休日を調べないのか。そして我々は今、博多の赤坂という地区を、おいしいと評判であるらしい焼き餃子屋さんを探してさまよっています。

 

で、いま、おれらはどこにいるの」

「俺らの位置は大体わかってんすけど、お店の位置がわかんないっす」

「なんで」

「いやあ、池田屋って隠れ家的な焼き餃子の名店がありまして、どうやらこのブロックの中にあるらしいんすけど――」

「隠れすぎではないかね」

「っスね。ガチで隠れてますねっ、あっ!」

 

というや甘木は、私をほったらかして、看板が出ている、人が一人通れるぐらいの細い路地の中へ突然駈け込んでいきました。私は取り残されつつ、ホントにこんなとこにあるのかしらん、と中の様子をうかがっていると、中から甘木が今度はトボトボと歩いて出てきました。


「どうだった」

「店はありましたが、ランチやってないそうです」

「・・・」

「さーせん、、、」

「うむ」

「次はどこだ」

「今日はもう、打ち止めっす、、、」

 

 

↓本来なら、こういうおいしそうなおいしそうなオムライスとかたらふく食べれているはずでありました↓

 

〓〓〓〓 明太子オムライス - めぐのもぐもぐ生活さまより引用 〓〓〓〓 

 

http://instagram.com/p/uUgcVPMtz1/media/?size=l

 

〓〓〓〓  引用おわり 〓〓〓〓 

 

 

仕方ないのでお昼ご飯は例によって、うろんを食べました。前の記事にもあるように、博多の訛りではダ行が ラ行になるのです。

 

 

なんやかんやで、翌朝。

 

「今度は、大丈夫かね?」

今回は余裕っす!

(その自信はどこからくるのか、、、さすがは甘木。強メンタル)

 

私と甘木は、大濠公園駅という駅に来ています。博多の地下鉄で中心街からもすぐのところです。駅を出ると大きな公園があり、それとは反対側の通りを進むと右側にそのお店が見えました。

 

「昨日、宿に帰っていろいろ調べたんスけど、博多大吉先生のオススメだっていってる動画見つけたんス。『らるきい』ってお店です。ペペロンチーノがめっちゃ美味いそうっス」

「定休日じゃ、ないよな?」

「美味すぎて、胃がんで入院してた王監督が病院抜けだして食べに来たらしいっス」

「で、定休日は?」

「基本、水曜日が休みらしいっす」

「、、、基本ってなに?」

「わかんないっす」

「、、、大丈夫なんだろうな?」

「おそらく、、、あっ! ありました! あれっす! ほら! 店員さんが準備してるんで今日やってますよ!」

(やってなかったらどうするつもりだったんだろう、、、)

 

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「11時オープンなんで、まだやってない感じっすね」

「ちょっとぶらぶらしてくるか」

「っスね」

 

そのとき、どこからともなく汽笛のようなものがぼうぼうと遠くから聞こえました。もしかすると、港が近いのかもしれません。

 

「ここって海近いんすかね?」

「知らん。調べてみたら?」

「そっすね」

 

そういって甘木はさっそくスマホの地図アプリを開きました。釣り好きとあってか、甘木は海に関することには異常に興味を持つようでした。

 

「あ、近いっすね。港へ行ってみましょう」

「オープンまであと15分か」

「大丈夫っしょ。すぐ戻ってきますよ」

「じゃあ行ってみるか」

 

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「漁船があるな」

「っすね」

「でかいな」

「でかいっすね」

「なに釣ってんのかな」

 

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「イカっすね」

「まんまだな」

「まんまっすね。あ、あれ見てくださいよ、あれ」

「ん? どれ?」

 

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「ランプっす。イカの集魚灯っす。これで真夜中に海面を照らしてイカを寄せるんすね」

「ほー」

 

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「いろんなタイプのがあるんだな」

「ホントっすね。イカ釣ってみたいっす」

「釣ったことないの?」

「おれはまだないっス。せんぱい、今度一緒に釣り行きましょうよ」

「酔わないかな、、、」

「さあ。やってみないとわかんかくないっすか?」

「まあ、そうか。あ、時間大丈夫か?」

「あ、いけね、戻りますか」

「おう」

 

ちょっと小走りでお店の前まで戻りますと、オープン直前と会ってもう何人かが列をなしていましたが、店内はある程度広いようなので問題なく入れるでした。しばらくするとお姉さんが開店を告げ、私と甘木は窓際の席を案内してくれました。

 

 

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「シャレオツっすね」

「だな」

 

テーブルの上にメニューがありました。ピザもあるようでした。どれもこれも美味しいらしいけれど、名物は『タマペペ』らしいのでした。

 

「ご注文はお決まりですか?」

「「タマペペっ!」」

「サラダとスープとパンがついてくるセットもありますが、いかがしましょうか?」

「「セットで!」」

 

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スープとサラダがきました。美味しい。

 

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パンがきました。

「こちらはタマペペの残った卵ソースを最後にかけてお召し上がりいただくと美味しいですよ!」

「「なるほど!」」

 

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キタ!

 

食しました。

 

「「うまい!」」

 

ペペロンチーノに卵が絡めてあって、おいしい。シンプルで美味しい。

これは美味しい

 

「これは美味しいね」

「美味しいっスね」

「基本、ペペっすね」

「だな。この卵が美味しいね」

「和風な感じしますね」

「うむ。白だしかな?」

「知らねっス」

「多分そうなんだって」

「じゃあそうなんスかね」

「信じてねえな」

「そっスね」

「、、、今度これに寄せてそれっぽいの作ってやるかんな。みとけ」

「うっス!」

 

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最後に、残った卵を、、、

 

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パンにON!!

「「うまい!!」」

 

「甘木よくやった!」

「どんなもんすか!」

「うむ! 博多来てよかった!」

「この先が楽しみだ!」

「っスね!」

「終わり良ければ総て良し! では萩へ旅立つぞ!」

「行きましょう!」

 

 

かくして福岡・博多の旅は幕を閉じ、我々は幕末の激震地へと向かった。伊藤博文とか、高杉晋作とか、吉田松陰とかめちゃめちゃでてくるんでしょうか。初の裏日本。うら寂しいのか、人情があるのか、どうなるのかしら。

誰に求められるでもない物語は続く。。。

 

 

【今回行った(おいしい)お店】

パスタとピザの店 らるきい

 

 

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