ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

タモリの同人誌を買ったので、タモリ公式レシピのカレー作ってみた。

タモさんの公式レシピでカレー作ってみました。

結論から言うと、メチャウマでした!

 

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同人誌ってご存知ですか?

 

薄い本などと呼ばれる、年に2回有明ビックサイトのコミケで売られる、個人製作のパロディー作品が同人、ないしは同人誌と呼ばれる、薄くてお高い大人の絵本。

 

アニメのあのヒロインがあんなことやこんなことに! または、あの男のキャラクターとこのキャラが男同士でまさかのくんずほぐれつなあんなことやこんなことに! 用途の男女を問わず、変態紳士、どろどろ腐女子の愛の結晶。それが、同人誌!

 

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、、、と思っていませんか? どうやらそれだけじゃないようです。調べると、もともとは、小説とか俳句などを世に広めるべく有志でお金を集めて自費で雑誌を刊行したものが同人と呼ばれるものなのです。で、大好きなタモリさんの同人誌があるらしいということで買いに行ってきました。

 

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タモさんと赤塚不二夫とのBL本だったらどうしよう。などと一抹の不満を抱きつつ新宿西口某所の同人誌専門の本屋へ向かいました。

入店するや、エヴァテニプリドラゴンボール、るろけん、あずまんが大王セーラームーン忍たま乱太郎銀魂、などは当然のこととして、

 

ラピュ〇のムスカ大佐とパズーがこんなことに!

ええっ、ヴァ〇プ将軍とサンレッドが!

オードリー春日がウケなのか!?

おぉぅ、擬人化したアンパン〇ン〇ャムおじさんが!

 

などなど、衝撃の発想力におののきつつも、ここまで進化した業界ならば、ムツゴロウさんの獣犯ものの同人誌とかあったらウケるなーなど思いつつ、タモさんを探してウロウロすると、ありました。

 

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ばぁ~ん。

料理本でした。よかったような、よくなかったような。

で、タモリ公認レシピによるタモリ特製カレーを作ることにしたのでサクッと材料買ってきました。

 

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(※インデラ缶とマンゴーチャツネが案外売ってないので注意)

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 さて、みなさんは、タモリのカレーは、ご存じですか? 

タモリさん宅にお呼ばれをしたときに時折出される、一流芸能人しか口にできないと言われる極上の一品。SMAPの草薙くんは毎年お正月にタモリさんの家にお呼ばれしてこれを食べるのが新年一番の楽しみで、なんてことを先日のヨルタモリで話してました。 それはそれは美味しいそうですよ。

 

では実際に、作ってみましょう!(※というか、本来は「なんだよこの同人誌ハンパねえなあ!!」 もしくは、「クッソつまんねえなあ!!」 なんてことを書くつもりだったのですが料理本だったのでもうカレー作っちゃうしかないじゃないですか流れ的に、、、)

 

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まずは、黄金色の炒め玉ねぎを作ります。

40分ほど炒めます。長あーい。

なんでも、同人誌によると、タモさんはビール飲みながら時間をたっぷり使って料理をするそうです。贅沢で、違いの分かる時間の使い方ですね。

なので私もタモさんにならってビール飲みます。

 

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うんめー。麦酒。

フライパンをゆすりつつ、『ブラックラグーン』の二期を観つつ、ロング缶2本飲みました。

ほろ酔い。ほろ酔い。

 

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安売りされてた賞味期限ぎりぎりに熟成された国内鳥のモモ肉に、カレー粉とクミンをもみ込み、フライパンで表面に焼きを入れます。

それを沸かしたお湯に入れ、チャツネ、赤ワイン、包丁で細かく刻んだ(※家にミキサーないんだもの。本当はミキサー使う)ホールトマト入れて煮込みます。

 

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雁木うめ~。山口のお酒は絶品だ。(※麦酒で酔いが回って、手持ちのビールなくなったから次は日本酒が飲みたくなって、手持ちのストックの封を切っちゃうじゃないですか、やっぱり。まだまだ長丁場なんですよ)

 

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サラダ油、炒め玉ねぎ、生姜、ニンニク、カレー粉、ターメリック、クミンをまずは炒めます。ニンニクは、常温のサラダ油から入れてそこから加熱した方がじっくり炒まり香りがよく出ますね。

 

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ニンニクの香りが立ったところで次に、ヨーグルト、牛乳を加え、ペースト状になるまでどんどん炒めて水分を飛ばします。

(※なお、ペースト状になるまで炒めた姿は、だいぶん酔っぱらった関係上画像に残っておりません)

 

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ペースト状の先ほどのものを鳥の入ったお鍋に放り込み、そこへとろけるチーズも投入します。そこから、2時間、煮込みます。これも、焦げ付かないようにちょいちょい混ぜないといけない訳ですよ。2時間。2時間です。 

 

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(※2時間ですよ? 2時間。そりゃあ秘蔵の『魔王』、開けちゃうでしょ? 飲んじゃうでしょ? もうね、ここいらからベロベロですよ酔いが止まりませんよ)

 

フラフラしながら、このカレーを完成させるまでのタモリさんの人生に思いをはせます。

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イグアナの形態模写や、藤村有弘以来のインチキ外国語で一世を風靡したタモさんは、いいトモの放送開始以降サラリーマンよろしく週5で働き始めたもののその間も趣味を捨てることなく研ぎ澄ませ続けた30余年。その長きに渡るタモさんの人生の醍醐味が、このカレーには詰まっているわけです。

また、思えば、私の人生はタモさんに翻弄されっぱなしでありました。

ゴールデン街に憧れたたのも、そこがタモさんとその師匠の赤塚不二夫と出会った場所だから。以前行きつけの居酒屋で、ゴールデン街タモリにビール奢ってやった、と豪語するジイさんがいました。もはやタモさんは新宿の歴史でもあります。

鉄道に片足を踏み込んだのも、タモリ倶楽部の影響でした。これにより、私は大学時代もれなく鈍行で帰省したものでした。実家は兵庫なので帰省にドアツー12時間半かかるけど、タモさんを慕うのならばこれも試練とばかりに、軽い痔になりつつも4年間続けました。

武道を始めたのもタモさんの影響でした。タモさんは柳生新陰流居合道二段です。負けじとはじめ、私も今や二段となってしまいました。始めていまやもう10年目です。

新中野のカレー居酒屋やるきに出会えたのもタモさんのおかげです。カレーテイスト、まあうんまい。サバのカレー煮込みめちゃめちゃうまい。

お酒を飲み始めたのもタモさんのおかげ。そもそもお酒そんな好きでもなかったけれど、タモリ倶楽部でビールを本当に美味しそうに飲むタモさんを見て、お酒が飲めないと人生楽しめないと心に決めて、いまや立派なキッチンドランカーです。(※魔王うんめえどんどん入ってくる酒の方から胃に飛び込んでくる)

 

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煮込みすぎちゃった、、、。

(※もう、麦酒日本酒焼酎チャンポンの一人酒ベロンベロンで地球の自転を如実に感じつつアニメ観ながら片手間でボチボチお鍋混ぜてたらもうすっかり煮詰まっちゃって、慌ててちょっと水を足しまして)

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ばばあ~~~ん!

かんせーい!

めっちゃうまいです。

ものっそうまいです。鳥のダシが完全にルーに溶け込んでいて、それでいて牛乳やヨーグルトの少しだけこってりとしたインドカレー独特の奥行きが出ていて、そこへ繊維がほどけた鳥のモモ肉が絡みついて、美味しすぎます!

 

 

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(※うめー。うめーよー。もうご飯なしで全然いけちゃうよー。焼酎すすむよー。止まんないよー)(※もうお酒が止まらないのでまとめに入ります)

 

タモリさんには美学があります。

美学とは、人の業(ごう)、だと私は考えます。その自らの業をすら、ステキだなあと思わせるだけの人としての魅力があって初めて業は美学に昇華されます。その魅力の一つがこのカレーをはじめとした、当意即妙に繰り出されるオリジナル料理であります。

私もいつかは、あんな大人になりたいと思いつつ、タモさんに習って料理を作り、タモリさんに習ってつくりなが飲み、いまやまんしゅうきつこ先生もニンマリの立派なキッチン☆ドランカー。焼酎いいけどちょっと味を変えようかしらとカレーに使って残っていた赤ワインを飲み、飲み干したところで足がもつれて転んでワインの瓶割って手の甲をサクッと切って「ワオ☆手の甲からも赤ワイン!!」なんていいながら結構出血してたので慌ててサランラップでキツーーくグルグル巻きにして九死に一生を得た、そんな、独り身独身彼女募集中玄人童貞26歳の6月のとある1日の模様ありました。(※タモさんカレーめちゃめちゃ美味かったっす。良かったら皆さんも一度是非ビール片手に作ってみてくださいマジで美味いので。参考URL:https://www.1101.com/curry_club/pdf/recipe.pdf

 

サランラップに巻かれつつ、魔王が僕を呼んでいるので、これにておしまい。

こんなおいしいレシピを公開してくださって、タモリさん本当にありがとう。

 

PS:酔った勢いでyoutube見ながら練習したら、タモさんの「コンドルの着地の形態模写」がちょっとできるようになりました。