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ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

昆虫料理の本を買い、虫を食べてみることにした件

グルメ 読み物

昆虫料理って食べたことありますか?

いわゆる昆虫食と呼ばれるもの。虫を食べた記憶は私はないです。記憶の限りでは。

 

人生が変わる!  特選 昆虫料理50

『人生が変わる!特選 昆虫料理50』

 

勢いでこんな本買ってみました。「そうだ、虫食べよう!」と思い、図らずも衝動買いをしてしまいました。普通に生きていて自分が、「虫食べよう」などいう思いを心に抱く日がこようとは思ってもいませんでした。

 

ことのキッカケは随分たわいのないもので、その日、まず私は、前回記事よろしく最近お気に入りのタモリ流のカレーを作っていました。今度甘木が遊びに来るので、せっかくだからこのタモリ式うまうまカレーを食べさせてやろうと思い、いまのうちに作り置きをしておこうと思ったのです。

 

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そのとき私はキッチンで、カレーに入れる鶏モモ肉を包丁で一口サイズに切りながら、隣にPCを置いて『東京喰種トーキョーグール』を観ていました。確か今年の3月ころまで第2期を放送してましたし、1期もかなり流行ったアニメなのでご存知の方も多いかとは思います。

 

しかしお肉の調理中にアレ見ちゃいけません。トーキョーグール東京非常にスプラッタなアニメで、グール達が人に食らいついたり、食われたり、主人公が血まみれの拷問をされたり、食べたり、しているさまをみていると、なんだか手元の鶏モモ肉が非常に気味の悪いもののような気がしてきました。

 

その気持ちの悪いものをドロドロになるまで煮込んで食べるってどうなんだろう、と思ってしまいました。生来この方食欲旺盛な私がこんなことを思うのは初めてでした。初めての、肉が気持ち悪いという気持ちでした。一瞬だけ、ベジタリアンになろうかしらんと思った瞬間でした。

肉は食べない方が良いという概念の根幹には、肉食は健康的ではない、というものともう一つ、人(自分)に近い生き物を食べたくない、という考えがあるのかもしれないと思います。後者に関しては、肉にするために動物を殺す際、その動物が味わうであろう苦痛を自分に投影させるにあたって、人に近ければ近いほど自己投影しやすいからそう思うのではなでしょうか。さらにいうと、それは自分が食われる様を想像し、生存欲求からくる不快感ではないでしょうか。

確かに今目の前にあるこの鶏もも肉はふとももの筋の感じとかなーんか人体の不思議展で昔見た人のそれとにてて気持ち悪い。そこでわたしなりの論理性でどこまでなら違和感なく食べれるのかを考えてみました。

 

「何なら気持ち悪くないのかな」

「いまのところお魚はオッケー」

「てかこの鳥の筋肉の筋的なところがきもい」

「筋肉の筋がなければいいのかもしれない」

「てか筋肉の筋が嫌なら牛も豚も大体きもいということになるではないのか」

「クジラは魚っぽいから多分食べれる」

「鳥がキモイとなると、クジラ・魚ラインが精一杯なのか」

「しかし、お魚って安くないんだよう」

「もっと安く手に入りそうな食材ってないのかしら」

 

私はググりました。私のゴーストの赴くままにネットの世界を周遊し、そして辿り着いたのはamazonのあるページの売り文句。そう、私の人生を変えてくれると豪語するあるキャッチコピーなのでした。

 

『人生が変わる!特選 昆虫料理50』

 

確かに、虫食べたら人生観はかわるかもしれません。新興宗教なんかめじゃないですよ。そうです。虫を食べればいいのです。ルックスも少なくとも人からはほど遠く同族嫌悪を抱く可能性はありませんし、これは動物性タンパク質は十分で、調べたところによると栄養価もかなり高い。シーシェパードの方々にはぜひこれを読んで人生変えてほしいところです。

 

 

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ばば~~~ん!

そして今日! 本が、届きました!

なんとまあ綺麗な装丁・デザイン! そして全ページフルカラー!

いざ手に取ると、感慨深い気すらします。

 

以下、何点か簡単にご紹介してみます。

本には詳細な調理方法や、味わい、イラスト、昆虫料理Q&Aなどいろんなコーナーが散りばめられたかなりポップな作りになっているのでご興味あればぜひ買ってみてください。

 

 

☆コオロギ入りワカモーレ☆

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コオロギのタンパク質と歯ごたえが、女子に大人気のワカモレに斬新なアクセントを加えています。

 

 

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この具材の触覚が特にそれっぽくて絵的に最高な一品。

 

 

☆コオロギのチョコフォンデュ☆

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軽い口当たりと、ポップコーンのような香ばしい味わいだそうです。

 

 

☆カミキリムシの照り焼き☆

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最も微にな昆虫の一つに数えられるのがこのカミキリムシの幼虫だそうです。貴重なものらしく、素材そのものを味わうためにシンプルな照り焼きにした一品。

 

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焼いたものは見ようによっては美味しそうな気がしなくもないです。

いや、どうだろう、うーん、どうだろう。食べれそうな、やっぱりそうでもなさそうな。ここまでくると、現物を見てみないとなんともですね。

 

 

☆サクラケムシのと桜の花おこわ☆

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桜の葉を食べて育つサクラケムシを塩漬けにした桜の花と一緒におこわにしてみた、秋の行楽シーズンにぴったりの一品だそうです。これは普通に美味しそう

 

 

以前、仕事でベトナムに行ったときに現地の雑誌で見た昆虫料理はそのまま生々しく煮込んだりされたものでしたが、焼いたり付け合わせのアクセントに使ったり、などさまざまに工夫があるとそれなりの幼虫も幾分か食べれそうな気がしますね。ひと手間を惜しまない日本の料理文化に感謝ですね。

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なんでも、長野の方ではイナゴは佃煮にしたりなんかして普通に食べるのだそうです。長野名物『鯉こく』にしてもそうですが、タンパク質が不足する山間の地域では、古くからこうした昆虫や鯉など、一般的にはあまり食べられていないものを調理して美味しく食べているのはよくあることのようです。

また、国連の機関であるFAOは「」が新しい食糧源として最適だと報告しており、飼育、栄養面、あらゆる面から牛や豚より効率的なのだそうです。

 

というよりも私自身ひるがえって考えてみたら、過去に甘木とヘビ食べたりしてるわけですから、虫を食べても流れ的にはおかしくないわけで。せっかく本も買ったことなので、夏になったらセミあたりを試しに食べてみようかなあと思います。前に探偵ナイトスクープカンニングの竹山さんが虫とり網で講演のセミ採って食べてたのを覚えています。セミは美味しいらしいんですよね。

 

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セミが鳴く夏が来るのが楽しみなような、ちょっと怖いような、そんなある梅雨の一日でした。

 あと、できたカレーはやはりおいしく、いつの間にか普通に食べてました。でもセミも食べてみますね。夏になったら。

 

 

 

人生が変わる!特選 昆虫料理50

人生が変わる!特選 昆虫料理50

 

 

 

 

 

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