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ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

炎天下の不忍池で人を待つ。頭がクラクラする。

不忍池周辺にいます。

 

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『釣り禁止』

 

と看板が、不忍池に立ててあります。不忍池は恐ろしく大きく、太っており、大量にいるため釣りをしたら入れ食いでしょう。ではなぜ上野名物が「鯉こく」ではないのかというと、上野の池は古くから殺生禁断の地でした。したがって、鯉は身の危険を感じることなくすくすくと育ち続けています。

 

『唖の釣り』

という古典落語があります。聾唖者を小ばかにしたような話なので、テレビやラジオでは観れないお話です。300年ほど前からある噺だそうで、その時代からこの不忍池では丸々と肥えた鯉が悠然と泳ぎまわっていたのでしょう。おそらく寄席でしか聞けない噺の類でしょうか。聞きたい人は是非、不忍池の表通りにある上野鈴本演芸場へ。

 

で、猿回しをやっています。

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猿なのに、コントができる。けっこう間がイイ。熱いのにご苦労様です。待たされている私もご苦労ですが。

お捻りをあげようと思ったけれど、500円玉がなく、300円を笊に放り入れた。

 

 

待ち時間暇だから、昔のツイッター見直してみると、2年前の7月22日の呟きは、

「侵略!にゃるらどほてぷ!」

とありました。

 

その当時、土日に一気見した侵略!イカ娘と、這いよれ!ニャル子さんの二期アニメに夢中だったのでしょう。

あの当時はまだ、

『東京喰種(トウキョウグール)』も知らないし、

絲山明子沖で待つも、

西加奈子『漁港の肉子ちゃん』も、

読んではいない。

それだけでも、よかった。もし私があそこでいなくなっていたら、こんなに面白い作品を知らないままになってしまっていたことでしょう。もったいない。

 

西加奈子さんで言えば、まだ『サラバ!』は上巻しか読めていない。早く下巻を読む時間が欲しい。

いかんせん。忙しい。けれどそれを言ったらみんな忙しいことに変わりはないので隙を見て移動中とかに読むけれど、ハードカバーは重い。でも、『サラバ!』は今読みたい作品なので文庫本が出るまで待てない。筋トレだと思うことにします。

『サラバ!』を読んだピースの又吉さんは読後の感動そのままに、『火花』の執筆に取り掛かったのだそうです。こうした流れというか、時代性というか、歴史と言うか、そういった流れや時代性を感じながら読む小説もまた格別です。

 

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勢いで寄席のお隣のTSUTAYAで『火花』買ってみようと思ったけれど、絶賛売り切れ中でした。しかし全然読む時間がないので問題なし。

 

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暑い。

潮風に吹かれながら海で釣りをするか、涼しい高山を歩き回りたい気分になります。コンクリートの上を人を待ちながら暇つぶしにブラブラ歩くこの苦痛。

ブログの続きを書きたいし、釣りの話や、築地の話なんかも書きたいし、こんな熱いところでウロウロしているばあいじゃあない。

 

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熱いとなんだかボーっとして、どこで待つのかすら定まらず、なんとなく暑い中歩いてしまいます。

 

こんなにも暑いのに、ストリップは今日もやっている。中は涼しいのでしょうか。どんな人が見に来るのでしょうか。

 

スイカが食べたい。絲山明子の『離陸』が読みたい。東京グールをアニメではなく漫画で読み直したい。もう一度屋久島に行きたい。ダイビングもそろそろしたい。

 

暑いと、夏に亡くなった友人を思い出します。マンガやアニメや小説など、新しい作品に出会うたび、ステキな体験をするたび、楽しいお酒が飲めるたび、あのときの未来に生きている値打ちはそこにあるのだなあと思います。

 

さておき、私はいま、別に、猿回しが見たいわけでも、弁天堂に用があるわけでも、寄席の開園時間を待っている訳でもありません。今は暑すぎて本も読みたくはありません。

待っているのです。その暇つぶしなのです。

何をしてるのやら。

ああ、やっと来た、遅いねえ。

 

 

では。サラバ!

 

サラバ! 上

サラバ! 上

 

 

 

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

 

  

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