読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

夜市で台湾グルメ『鴨の頭(東山鴨頭)』を食す

台湾旅行 旅行

f:id:dongurime:20150923115831j:plain

 

引き続き、寧夏夜市です。

 

前回の臭豆腐が意外にいけたので、勢い鴨頭も食べました。

 

屋台にまあ、こうやって並んでいるなかで、異彩を放っているのはやはりですよねどうしたって。

 

f:id:dongurime:20150923122700j:plain

 

彼の名は、東山鴨頭

なかなかの面構え。しかし臭豆腐を制覇した私に怖いものはありません。
よしオーダーしてやるぜ、と意気揚々と夜市へ出向き、それらしき屋台の前に仁王立ちします。そこまで、は、よかったのです、が、頼み方が、分わから、ない。

 

さっそく、店員の兄さんに

「コレ! 一つ!」
と人差し指たてて言ってみたのは良いものの、完全にスルーされる。

 

私(ええー、マジすか)

 

仕方ないので少し横にずれてしばらく仁王立ちを続けました。
こいつ注文の仕方もしらねえのかよクズ、って思われているのかしらんという妄想が相まって、恥ずかしくて恥ずかしくて震える(西野カナ風)。

 

f:id:dongurime:20150923115818j:plain

 

で、様子を見ていると、みなさん赤いかごにみなさん食べたい者を放り込んでいるのですね。で、お客はそれから屋台の後ろ側に回って待機し、しばらくすると「このカゴはドイツんだ?」って偉そうに聞かれるので、「オレだぜ」って申告するとそれを素揚げにしてくれ、揚げ終わったら今度はそれを中華の重そうなでっかい包丁(ジャッキーチェンが飛んできたのをよけて顔の横の壁にドスッと刺さるアレです)で適当な大きさに打った切ってから袋詰めして、屋台の後ろで手渡してお金を払わせているようでした。

 

f:id:dongurime:20150923123235j:plain

 

なるほど。

ルールは分かった。

夜市では忍耐力と洞察力が勝敗を分けるのです。


再び、仁王立ちのままそっと中央に躍り出て、頭を一つトングで摘みます。

 

f:id:dongurime:20150923115808j:plain

 

うーん。

迫力。

そしてそれを赤いカゴの中へ放り込みます。

首が長すぎて上手く入りきらず、重い頭の方を外に出してしまったために一度下に落ち「ぬぅぁあぁ!」と私は小さく悲鳴を上げます。

 

f:id:dongurime:20150923123512j:plain

 

幸いにも手前に落ちてくれたのでそれを拾い直して今度は頭をカゴの真ん中に差し込んで安置します。この頭が何個かあれば、生け花みたくなりはしないかと考えます。綺麗なお花の中にサラリと鴨の頭が混入されている狂気で顔がにやつきます。

後ろの客が肩をねじ込んで私の前に割り込み、自分の食べたいのを例によってカゴに次々と放り込み始めます。ああ、そうだ、後ろに回らないといけないのです私邪魔してましたよねすみません。で、震えます(西野以下略)

 

f:id:dongurime:20150923115842j:plain

 

待つことしばらく。ついに兄ちゃん私の鶏の頭をトングで摘み振りかざし「よぉほぅまぁ?あぁ!?」やらなにやら叫びます。とりあえず人差し指を立て、「それ、オレんだ」と日本語で言ってみると、「おあ」とかなんかいって煮えたぎった油の中へドボンとぶち込んでくれました。

この料理はどうやら鴨の頭の部分を醤油で煮込んだもので、それをその場で再度素揚げにして暖かいうちにいただく料理のようです。とはいえ、先祖代々継ぎ足して使っている秘伝の油みたいな、黒々とした油をみるにつけ、どことなく不安を感じないでもありません。

おぉ、揚がり終わったようです。

 

f:id:dongurime:20150923115852j:plain

 

すると今度は、例によって中華包丁でドスドスと首の部分を輪切りにし、最後に頭をまっぷたつに打った議って暮れ「まぁよぉつぁあ? あぁ?」とかすごみます。

あんまりにも謎なので、「はあ?」と咄嗟の天然日本語で返すと向こうも観念したのか「スパイシー?」と、なんと英語しゃべりました。ストロングスタイルの彼らにも、優しさはあるのです。面倒なら有無をいわさず、先方の言うところのスパイシーななにがしかをワッサワッサと勝手にかけてしまえばそれまでなのですから。なんとも慈悲深い新台兄(名前の由来は前回記事をご参照)に有り難くて有り難くて震え(ry)。
東南アジアの「辛い」は時にシャレならんぐらい辛いときあるので「NO]と言います。するとなんかの粉をさっとだけ降り、そまま袋詰めして、つまようじ的な竹串を二本刺して手渡してくれました。

 

 


その店には食べるスペースがなかったので、お宿に持ち帰りました。

それが、こちら。

f:id:dongurime:20150923115938j:plain

 

どーん。

鴨ですねー。

ぶつ切りですねー。

ちょっと揚げすぎじゃない?

真っ黒なんだけど。


さっそくビールを片手におつまみにします。

まずは首の部分。

 

f:id:dongurime:20150923115948j:plain

 

骨が打った切られているのがよく分かります。骨周りのブヨブヨとした皮は油でべたべたとして、、、でもビールには合います。中のお肉はちょっと堅い上に薄くかつこちらもオイリー。両方ともに醤油味がよく聞いていますがいかんせんオイリー。

 

f:id:dongurime:20150923124253j:plain

 

食べると骨が残ってこんな感じになります。

 

さて、きました。
KAMOHEADです。

 

f:id:dongurime:20150923115959j:plain

 

まっっぷたつにされてしまった彼は、ひっくり返すと内側の構造がよく分かります。

 

f:id:dongurime:20150923124355j:plain

 

 頭は、正直どこまで食べて良いのかが分からない。脳味噌は、まあ、食べるとして、とりあえず頬辺りの肉をこそぎ取るように食べる。まあまあ美味しい。でも首より肉は少ない。

 次にガリッとクチバシを食ってみる。こんがり揚がって食べれるっちゃあ食べれる堅さ。言うなれば「アジの骨煎餅」的な食べれそうな堅さ。

f:id:dongurime:20150923124551j:plain

 

うん。バリバリして、食える。しかしどこまで食べてよいものやらよくわからなくなり、途中でストップ。


なんやかんやで頭以外はほぼ食べました。

 

f:id:dongurime:20150923124422j:plain

 

頭も全部いってやろうかと思いましたが、なんか半分食べたところで臭豆腐一人前と鴨の頭一本食べてさすがにもうなんかお腹一杯で、さらに油で気持ち悪くなってきて、頭は半分残しました。鴨さんごめんなさい。でも半分は骨まで食べんだよ。


さて、なんかせっかくの台湾がゲテモノ挑戦記の様相を呈してきたので、ここで次回は改めて美味しかった者をつらつらと列挙していこうと思います。単純にここのコレが美味かった的な、健全で、美味しい、普通の、王道の、グルメレポ目指します。

 

 やっぱりね、旅の醍醐味は、一に食べ物、二に仲間。旅先でうまい飯を気の合う仲間と食えれば最強です。ここで食べ物の方を押さえたら、旅はもう半分以上成功したも同然なのです。気の合う仲間と臭豆腐にチャレンジをして、鶏肉飯食べて、台湾かき氷食べて、最後におしゃれなカフェでのんびりしながらビールを飲んで。その合間合間に九扮や猫空、淡水なんかに腹ごなしに遠征しつつ、観光はるるぶにお任せをして、食レポと、現地で聞いた台湾というお国柄や人情などを中心にお送りしたいと考えています。

 

 

f:id:dongurime:20150923115716j:plain

 

こちらは台湾のカキ氷。すごい量に見えますが、絹のように薄くスライスされた氷が幾重にも重なっているのでぺろりと食べれます。

 

 

f:id:dongurime:20150923125047j:plain

 

台湾のかき氷は日本のそれとは別物で、それはそれは美味しいのです。

なんか、蜜を溶かしたのを凍らしてそれを特製のカキ氷機でスライスをするようですね。これは抹茶フレイバー。

 

次は普通のグルメレポする!

と、思う。ます。

ではまた。

 

 

〓〓〓  次回  〓〓〓

 

 

広告を非表示にする