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ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

チェンマイでスズメバチ食べた続き。ビールが美味かった。

 

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〓〓〓 前回のあらすじ 〓〓〓

 世界中に散らばったドラゴンボールを探し訪れたチェンマイ。途中、クリリンの死という悲劇に見舞われつつも気丈に振る舞う我々の前に現れたのは、スズメバチのから揚げだった、というのは嘘で、ローカルのレストランでスズメバチ頼んで箸でむんずと持ち上げたまでが前回のあらすじです。

〓〓  あらすじ終わり  〓〓

 

 

箸で摘まんだスズメバチ

しかし、こんなもん食えねえ。 

 

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持ち上げたハチを、いったん、いったんお皿に置きます。

お皿に戻したんじゃないです。

いったん置いてるんです。

 

 

ちょっとお隣にあるお肉をつまみますね。
うん。

 

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いやー、コブ肉美味。
 

 

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 サラダもサイコー。


 美味しすぎてなくなっちゃいました。
 美味しすぎ。罪なクミン・サラダ。
 ビールも進みますね。
 いえ、彼女(ハチさん)から逃げてるんんじゃないんですよ。
 いったん、いったん、置いてるんです。

 サラダ、なくなっちゃいました。
 コブ肉も、あと少しです。
 ああ、彼女が待っています。

 あんまり安置しすぎると、
「あいつ、アレたのんどいて食ってなくね? 冷やかし? 多いんだよなあ、そういうクソ外人」なんてお店の人に言われないとも限りません。日本男児としてそんなことがあっては断じてなりません。
 勇気を出してもう一度、衣の付いてる別のを摘みます。
 エ、エイッ。

 

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 さっきよりはちょっとお黒いアナタ。

 アッ!

 またちょっと衣とれちゃった。

 

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 サラダはもうない。
 コブ肉もこれ以上苦ったら後半全部スズメバチになりかねない。

 

 ぬー。
 ぬぬー。
 うーん。
 はちこわいよー。
 うーん。
 

 。。。

 。。 

 。


 ぬおおっ! ぬん!

「ポリッ!」
「シャクシャクシャクシャクシャク、、、」

 

 あ。

 なんていうか、あんま味しない。
 ちょっとだけ苦みと甘み。
 歯ごたえが美味しい。
 ビールを飲む。
 あ、ビールと合う。
 美味い。かも。
 勢いでもう一ついってみる。

「シャクシャクシャクシャクシャク、、、」

 犬がセミの抜け殻とか食ってるみたいな音がする。(犬飼ってる方ならわかりますよね?)

 イケなくはない。不味くもなければ、特別美味しいというわけでもない。もっと揚げたてとか、生に近い状態で食べた方が美味しいのだろうか。川エビの素揚げをちょっとゴツくして、歯ごたえアップさせた感じ。
 ぜんぜん食べれる。
 そして、ああ、ハチは、どうやら食べ物なんだわ、とぼんやり思い始めている私がいました。きっと頭のどこかにそういった食べ物を認識するスイッチがあるんですね。おそらく。もう一つ食べてみる。うん。いける。ビールにあう。ビールおかわりもらおう。あんなにいやだったのに、逆にイケる。ハチの子はプニュッとしてる。

 

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(↑ハチの子)

 

 

 よおし、ココは一つ、衣を剥いでしっかり認識した上で食べてみよう。

 

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 おおっ。

 やはり迫力。

 

 半分食べてみる。
 えいっ。
 上半身は固い頭と胴体があって歯ごたえしかなかった。味はほぼない。

 

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 おなかの中は白いらしい。
 食べてみる。
 ホレッ。
 あ、味がする。
 ハチはお腹の味を楽しむのだな。
 ナルホド。
 これほどヨソで使えない知識もない。


 黒い成虫は歯ごたえがあるし、白いのは柔らかい。幼虫はフニャフニャだ。

 

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 この辛目のソースに漬けて食べる。
 あ、つけた方が美味しい。

 

 有意義だった。

 大変に有意義だった。

 


 私はとても良い気分でお店を出ました。これだけ内容の濃いものを食べて、ビールも飲んで千円ほど。
 スズメバチを日本で食べるとなると、かなり高価なものになる。どーーーーー考えても、安い。スズメバチに関しては、タイでも市場で手に入る日とそうでない日があるという。私は大変ラッキーだ。

 

 

 満足満足大満足。ウキウキしてお店を出た。

 店の前は三車線もある幹線道路で、砂埃を上げながら多くの車が絶え間なく行き来する。郊外にでるとバイクよりも車が多く、必然的に走行スピードが上がっている。ソンテウは通っていた。あれののれば市内まで帰れる。しかし、方向が逆なのだ。なんとか向こう側まで渡らねばならない。
 横断歩道がないのだ。道は左右一直線に延びており、見渡す限り信号機はない。しばし佇んだ。そして気づいた。

 中央分離帯に切れ目がある。ここで歩いて行き来しろ、という意図だ。たぶん。違うのかな。お酒入ってるから、自信ない。いや、でも、そうするしかないだろう。

 あ!

 車が切れた! 行くしかない!
 小走りで道路を渡る。中央分離の切れ目に着き、もう半分の反対車線を見るも、こちらは依然かなりの量の車が走る。そして振り返ると渡ってきた側ももう切れ目なく車が行き交っている。そして気づく、あれ、わたし、いま、身動きとれなくなってません?

 こうして私は中央分離帯で一人佇むこととなりました。
 これでおっとっととかいって車道に飛び出して死んだら末代までの恥。

 排気ガス臭いなー。
 酔いさめてきたー。

 。。。
 。。
 。
 
 ビュン!
 ビューン!

 ファファーン!(警笛ならされる)

 

 。。。

 。。
 。

 

 こわい。

 って、ああっ!

 車に切れ目が!
 いまです!
 いけえ!
 それ!
 ほれ!
 よし!
 ほら!
 渡れた!
 よしっ! ナイス! わたし!
 

 ふふふ。
 
 渡れてしまえばこっちのものです。あ、さっそくソンテウです。手を挙げます。「たーぺーげーと!」「サーティバーツ」「オーケー」即飛び乗ります。
 ははは! 私は勝ち組だあ!
 
 

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 みなさまもチェンマイへお越しの際には是非ソンテウをご活用ください。乗り方が分かればこんなに便利なものはないですよ。

 以上、まとめると、、、

 サラダはタイで一番うまかった。
 コブ牛のお肉もめちゃうまかった。
 スズメバチ初めて食べたけど、虫類はもしかするとビールのおつまみがちょうど良いのかもしれない。全体的に外側ばかりで中がスカスカな印象だった。ご飯のおかずにはなりにくそうで、酒の肴にぴったりだ。ビールおつまみセットにすると良いだろう。

 このお店、本当にオススメ。

 


★今回のお店★


 お店の名前 : ペット・ドイ・ガーン
 営業時間  : 昼から23時まで
 場所    : マヒドン通り沿い
 行き方   : 大通りに面しているけど店構え的にわかりにくい。タイ語でかかれた店名と、店の入り口の写真を見せてトゥクトゥクの兄ちゃんに「この店に行ってくれ」と交渉すると良いと思う。多分百数十バーツとられる。帰りは流しのソンテウトゥクトゥクを気合いで捕まえる。ソンテウなら三十バーツくらい。

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 美食の町、チェンマイ
 次回も美味しい料理が続きます!(次回グロなし。安心!)

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