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ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

チェンマイ象ツアーが私以外15人全員中国人で辛すぎる

タイのランドにきています 旅行

 【前回までのあらすじ】

  

 チェンマイで食い倒れてきた私は念願の象ツアーに申し込んだ。他の人におすすめのツアーなど聞いては見たが、みんな象の話なんかしても「あんなもん何が楽しいの?」とけんもほろろであったため、これといった情報もないままになんとなくツアーに申し込むほかないのでありました。さて、当日、、、。

 

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「嫌ーーーー阿ーーーーーー!」


 信じられない声量で子供が泣いている。まだ二歳ぐらいだろうか。
「★△□◎×!!」
 お父さんが倍ほどの声でその子を叱る。
 その子、もっと泣く。
 鳴き声につられ、


「宇、雨、鵜、迂ーーー、恵ーーーーーー!」


 別の子がまた鳴き始める。

「★△□◎×!! ★△□◎×!!」
 お父さん怒る。
「★△□◎×!! ★△□◎×!! ★△□◎×!!」
 怒ったお父さんにお母さんがさらにかぶせて怒る。


 ーーーう!?
 ーーー臭い!?

 ぜったい、ウ○コしやがった。。。

 

 もらいゲロしそう。

 なんでみんな大丈夫なの、、、?

 どうやら最初に泣いてた子は用を足したかったらしかった。しかしバスの中なのでままならず、もらし、致し方なく泣いているということらしかった。こんな小さい子連れて海外旅行いくか、普通。しかも子沢山。その子を筆頭に子供が3人。別の家族はこれもまた二才ぐらいの子とお姉ちゃんが一人。みんな中国語でなにか話しているようだった。彼らは総勢15人。マイクロバスで回るこのツアーは総勢16人。
 中国人の他は、そう、日本人の私が1人だけだった。


「嫌ーーーー嫌ーー嫌ーーーー嗚呼ーー阿ーーーー!」

 

 私は、旅行会社を恨んだ。要は私がアジア人だから、中国人グループと一括りにされたのだ。
 途中、同じツアーの別バスを見つけた。むこうは全員欧米人だった。向こうは同じマイクロバスで9人グループだった。おい!こら!向こう、席余ってるじゃん。余ってるじゃん。余ってる!
 じゃん!怒

 こっち16人でキツキツじゃん!マイクロバスの最後列に大人4人座らされて、こっちキツキツじゃん!! おかしいじゃん!!

 

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 こっちキッツキツの空間でガキ泣き叫んでて両親喧嘩してる上にウ○コ臭いじゃん!!!

 

 ガイドさんの説明が、ナンにも聞こえない。ガイドさんは最初中国語でなにか説明して、つぎに私のためだけに英語で説明をしてくれる。しかし英語の説明が始まった段階でもうみんな中国人同士大声で何か話し始めて最後尾の私には全くなにも聞こえない。
 安いツアーに申し込んだ私が悪いのか。いや、そんなことはない同じ内容でもあちらの西洋人バスに乗らせていただければ問題はない。なぜだ。日本人の私には英語で説明してるんだから、別にあちらの組で良いのではないか。なにか? 肌の色でそろえる必要があるとでも? そういった差別ですか? あれですかね、中国人や日本人は大勢集まると騒いでうるさいとか言うあれですかね? しかし私が一人で参加してるの分かりますよね申込用紙に国籍書きましたよね? 一人だけ国籍違うんだから、ああこいつは一人だなってのはわかりますよね? なんでわざわざキッツキツの中国人大家族グループの中に詰め込む? アジア人差別? てかガイドさんもアジア人じゃん? 運営会社は欧米人なわけ? なんなわけ? この状態で移動1時間なわけ?

 


。。。
。。

 


やっと。

着いた。

あ!

象さんだ!

 

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うわああー間近で見る象デッケー★

今までが地獄であった分、その反動でゾウさん以降なんだか楽しい。

 

 

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いやーん象の目めっちゃキレー★彡

 

 

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 うわー象の鼻けっこうしっかりしてるんだなあうわあいめっちゃ動くよ!
 うわわ鼻の先めっちゃ濡れてるよ! わわわわわ手からバナナもっていかれたよ! 一口で食べちゃったよ! どっか行こうとしたら、もっとバナナちょうだいよ行かないでくださいよ兄さーん、的な感じでわたしの身体を優しくその長い鼻で通せんぼしてかるーく巻き付いてきてうわーーーーーーーーーーーい。


 あ、そろそろショーが始まるのかなあと思ったら、象使いの兄ちゃんに呼ばれたよ。 なになに? おお、乗って良いって? おおっ、わたし乗せたまま象立ち上がったし! おおっっ、象、鼻で持ち上げてくれたし! 牙にぶら下がって良いって! うわーはーーーーい!(*´▽`*)

 

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 象の登場以降はどの中国人よりも楽しんだ自信がある。
 バスの外がすがすがしいのに加え、象でテンションあがってすっかりハイ。 いやあー、象すごいですね。 象は絵を描くんですねー。

 

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 アップだとこんな。

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 象は川の中も歩くんですねー!
 ザッブザッブ歩きますねー!

 

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 ああ、象たそ、最高だった(*´Д`*)


 ゾウの鼻からは表面こそ少しざらざらとしているけれど、しなやかな筋肉を感じます。
 象の下りが終わったら、暑さにやられた中国の子供たちはグッタリして車に戻るや寝て動かなくなり静かになった。
 そのあとツアーに組み込まれているイカダでの川下りをさせられたけれど、これはおもしろくなかった。炎天下が暑くて厚くて辛いだけだった。なにより本当に普通の川を下るだけなので、全然風光明媚の感がなかった。中国の子供たちのみならず、大人たちもグッタリとし始めた。私も少しグッタリとした。
 その後、象に乗った後に水牛が曳く牛車で三十分ほどなにもないところを炎天下を引きずられるというバツゲームのようなアトラクションがあったが、象の後にいまさら水牛はないだろーと思ったら、「んなもん今更乗りたくないわ!」と中国人の人たちが騒ぎ出し、一致団結をしてガイドと交渉し、その場でツアーを打ち切り早めにツアーは解散と成った。
 すばらしい団結力。これが中国人民の力か。
 ありがたかった。

 

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(なんであの感動的な象さんのあとにこの水牛なのか、本当にいまだにわからない。)


 中国の人、ありがとう。最後に感謝の気持ちで終われたたことは良いことですね。うん。きっとそう!

 

 

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 さて、その翌日、私はドイ・ステープという山上のチェンマイ市内を一望できるお寺へ向かいました。とても見たかったわけではありませんが、チェンマイのお寺といえば「ドイ・ステープ」なのでこれをスルーするわけには行きません。
 ドイ・ステープにはソンテウで向かいます。ソンテウはマレー人二人とスペイン人一人と四人で乗り合いになりましたが、簡単な自己紹介と旅の日程、いままでどんな国を回ってきたか、などを何となくお互いしゃべりあってから以降、スペイン人の彼は、そろそろかな、とでも思ったのかプイと窓の外を向いてしまうそのまま流れる景色を眺めつつなにも話さなくなってしまいました。
 

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 私も、外を眺めつつ、昨日の象さんを思い出していました。
 次に来ることがもしあるならば、高くとも象さんと一日を過ごす西洋人向けのツアーに参加しようと思いました。朝から一日、象さんと一緒に森の中をお散歩して、川お腹に一緒に入って行水をするのです。

 

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 社内はずっと静かでした。マレー人の二人がマレー語で何か言葉を交わすのが車内を吹き抜ける少し涼しい風音に混じって時折聞こえます。

 チェンマイで会った外人は、日本人、中国人、韓国人、スペイン人、イギリス、ニュージーランド、ドイツ、マレー人。中国人は全員が団体旅行でした。昔の日本のようです。珍しい団体旅行用の大型バスも乗っているのはほぼ全て中国の方でした。
 一方、その他の国々は大方二人連れでした。カップルの場合もありましたし、同姓の友人同士というのもありました。中国の人々も、時間が経つにつれ海外でのマトモな振る舞い方を学び、個人単位でうろうろする人が時代が経つに連れ少しずつ出てくるのでしょう。
 私にとってはバックパッカーはまだアジア人が少数派という状況が居心地の良いものです。海外まで行って行った先が日本人だらけだったり、容姿の変わらないアジア人だらけだったら嫌ですよね? 団体ツアーなどに申し込まない限り、私は全ての属性から放って置かれるという海外での境遇が気に入っています。

 しかし、そんな気楽なことを言っていられるのも今のうちだけなのだな、と思いつつ、

 

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ドイ・ステープの長い長い階段を登り、

 

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キンキラキンの寺院を参拝し、

 

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展望台から曇り空のチェンマイ市内を一望しています。


さて次回、最終回、バンコクに戻り、チェンマイの旅を総括します!

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