ニッポンたのしい。

楽しそうなことを求めて日々右往左往するさまを無様に綴ります。

黒田博樹の2016年の変化球 ~カーブとチェンジアップ~

プロ野球の開幕が近づいてきた

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開幕は3月25日。金曜日。

まずは2015年の黒田博樹の活躍を振り返りたい。

 

 

黒田博樹の2015年成績

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今回特筆したいのは以下の3点。

・ 投球回数 169

防御率 2.55

・ 被本塁打 8

  

10試合以上を先発した年でこの「投球回数」「防御率」「被本塁打」は素晴らしい数字です。

防御率歴代2位。打者のレベルが違うメジャー時代と比べることはできないものの、広島に在籍した全盛期を軽く超える数字。

本塁打歴代2位。コントロールもさることながら、メジャーで身につけたツーシームのお蔭と思われる。コツコツとヒットにはできても、簡単にホームランにできるものではないようだ。

41歳で、途中離脱をしつつ、右肩と足首に故障を抱えつつも投球回数169

すばらしい。十分すぎる。

その結果が、11勝8敗。もっと勝っていてもよさそうなものですが、去年のチャンスに弱い菊・丸が主軸だったカープであればそれも仕方のないことでしょう。ただ、オープン戦の時点では菊・丸は好調のようなので今年はきっと大丈夫!(希望的観測)

 

 

2016年の変化球

今年の特徴としては黒田さん緩急をつける変化球をまた投げ始めたことにある。

 

黄色:速球

赤色:中速球

緑・青色:遅球

 

そして今回特筆したいのが、緑と青色、カーブとチェンジアップについて。

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以下、使用頻度の多い順に並べます。

 

ツーシーム(シュートボールないしは、シンカーボール) 

速150キロ程度のツーシーム。去年の最速は152キロだったと記憶しています。真横に滑る速球。これによるバックドア・フロントドアが武器。また、それをシンカー気味に沈み込ませて高めのボールゾーンからストライクゾーンに落とし込むこともできる。

 

②スプリット(握りの浅いフォーク)

最速140キロ弱程度で真下へストンと落ちる変化球。曲がりはフォークに比べると小さいが、球速が比較的早いとされていますが、黒田さんのはそれでもけっこう落ちてるように見えます。テレビで見ると右方向に落ちているように見える。握りの浅いスプリットは指がつかれないため多投が利くのだそうです。2016年も決め球になることは間違いないでしょう。

 

③スライダー

最速130キロ後半程度の変化球。黒田さんの場合は時計でいう7時から8時あたりの角度で左に曲がる。テレビでは少しだけ左にずれつつ真下に少し山なりに沈んでいくように見える。これもまたカウントを稼ぐのに必要で、重要な変化球。これをボールゾーンとストライクゾーンに出し入れします。

 

④カーブ(2015年からの新球?)

MLBでもごくごく稀に投げてましたが。リバイバルとでも言えば良いのか、昨年からまた使い始めていましたが、信頼が置けないのか、シーズン後半には全く使わなくなりました。今年はこれに再挑戦しているようです。

カーブのポイントは、

①打者の目線を上げること

②緩急をつけること

の2点にあります。この辺りは後述します。

 

カットボール

テレビだと画面左方向に小さく横滑ります。ツーシームとは真逆方向。140キロ前後。カットボールの狙いは、ツーシームと逆方向に曲がる球であるため、混ぜることで的を絞らせず、凡打を打たせることです。メジャーではそんなに投げていなかったような気がします。

 

チェンジアップ(2016年の新球)

ツーシームやカッターは140キロ台、スライダーやフォークは130キロ台。しかし黒田さんには120キロ台の球種がありませんでした。本来はカーブがその役割を担うはずでしたが。どうもお気に入りではない様子。

そこで今年、オープン戦で投げ始めているのがこのチェンジアップ。ストレートと同じ軌道ながら球が遅く、ズブズブと沈みながら落ちていきます。

 

⑦フォーシーム(直球)

高めのつり球に時折投げていたフォーシーム。当然今年も150は出せるでしょう。チェンジアップとの組み合わせで特に威力を発揮するのがフォーシーム。

今年こそ、フォーシームで真ん中高めズバッと空振り三振!  というシーンが観たいものです。

 

 

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チェンジアップとカーブの効果

 

なぜ、41にもなってチェンジアップなどというベタな球種をまた投げ始めたのか。

それはツーシームを打たれ始めたから。なぜツーシームを打たれたか。日本の打者がコツコツと小当たりを狙いに当てに来るからでしょう。ではどうすれば良い。

緩急を使えば良い。

そのための球種はカーブが担う予定だった。しかしカーブはあまり頼りにならない。そこで出てくるのがチェンジアップ。カーブと同じく緩急をつけるための球種です。120キロ台のチェンジアップないしはカーブとツーシームとの球速の差は20キロ。

黒田さんは投げながらその日使える球種をマウンドで決めているようです。スライダーがだめならスプリット。スプリットがダメな日はスライダー。それに今年のチェンジアップとカーブが加われば最高です。

 

 

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2016年の黒田さんの予想

黒田さんのリスクは多々あります。

「右肩のケガ」「左足首のケガ」「加齢」「モチベーション」

あげればきりがない。

そしてそれを補って余りあると修正能力と、経験。

今年の黒田さんは12勝9敗と私は予測する。

カープは3位でクライマックスシリーズ進出。

 

さあ、どうなるか。

楽しみですね。

みんな応援しましょう!

 

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